松山ケンイチ−緊急特集!について
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鉄コン筋クリート (通常版)
宝町で暮らす親を知らない少年クロとシロ。町で“ネコ”と呼ばれるふたりは、かつあげやかっぱらいで暮らしていた。その町で“子供の城”の建設話が持ち上がる。しかし、それは古めかしい宝町を近代化して支配しようとするヤクザの仕業。昔気質のヤクザのネズミは反対するが、彼のボスは謎の男“蛇”にこの計画を一任していた。残酷な蛇はクロとシロを邪魔者だと判断し、刺客をおくる。ケンカでは誰にも負けない凶暴なクロだったが、刺客の前では手も足も出ない。そして追いつめられたシロは刺されてしまう…。
松本大洋原作漫画のアニメ映画化。熱狂的なファンを持つ松本作品だが、この映画はその世界観を想像を超えるほど見事に映像化している。昔懐かしい匂いと迷宮のような不気味さを兼ね備えた宝町の鮮やかな映像、クロ、シロはじめボイスキャストの名演(クロは二宮和也、シロは蒼井優)、原作漫画への深い愛がスクリーンのすみずみまで溢れ、宝町の世界に見るものを自然に飛ばせてくれる。子どもが生きにくい世の中にしてしまった大人たちへ痛烈なパンチをあびせる傑作だ。日本アニメは宮崎駿ワールドが頂点かと思いきや、まったく違ったアプローチと映像世界を持った作品が、その座をおびやかすほどの勢いで登場したことがうれしい。とはいえ監督は米国人のマイケル・アリアス。米国と日本で活躍する映像クリエイターだが、デビュー作とは思えない見事な手腕に脱帽だ。(斎藤 香)
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文句なしにおもしろい!! |
別に映画のテーマなんてどうでもいい。ただおもしろければ。
NHKの2007年3月27日放送『プロフェッショナル 仕事の流儀』スペシャル版において宮崎駿さんものたもうておられました。
”メッセージなんていう前に、完成させるのに精一杯なんですよ。何かおもしろいと思ってもらえなければ、それで終わりですから。メッセージなんてあるんなら、ただ文章にして「命の大切さ」なんていえばいいんですよ。映画でそんなメッセージを伝えようなんていうのはいかがわしいから、私は信用しない。”
2Dぽく見せる3D、ハンディカメラのようなワーク、イメージの疾走、30年前のような懐かしさでありながらそれでいて無国籍風な風景、ほとばしるバイオレンス、ユニークな心象表現、荒唐無稽でいながらグイグイ引っ張る展開、映画に組み合わせるには斬新な音楽などなど、楽しみどころはいっぱいあると思います。
鉄コンは最高。ただそれだけです。
10/10
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何がデキル? |
原作をほぼ忠実に表現した世界観。
ノスタルジー、混沌。
正直、劇場で見るまでは絶対に原作を超えられないと思っていました。
声優陣が全てを超越して飛び込んできます。(特にシロ)
漫画のアニメ化ではもっとも期待を裏切ってくれた作品でした(もちろん良い意味で)。
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見終わるとなんかすっきりします。 |
昭和の雰囲気を思い出すんだけど新しい感じの町並みを見てるだけでも見る価値ありの映画です。映像がきれい。シロとクロに感情移入してしましますが、冷静に考えるとあいつらもけっこう悪いやつなんですけどね・・・
誰もが心の中に持っているシロ・クロ的な部分の葛藤みたいなのを考えさせられるちょっと哲学チックな感じもします。見終わった後はなんだか心が洗われたようなすっきりした気分になりました。
あと、蒼井優のシロの声ははまりまくりです。


